総合旅行業務取扱管理者 初見の際の試験対策メモ


総合旅行業務取扱管理者の試験について、
僕はなぜ総合旅行業務取扱管理者になったのか(賞金100万円プロジェクト)
という記事で記載したが、そこで初めて試験を解いた際に実際の状況と対策を記載したメモがあるのでご参考までに公開しておく。
(メモ作成に至った経緯については上記リンク先参照)

試験勉強をどんなふうに捉えているのか
注意すべき観点は何なのか
過去問を最初に解く理由は何なのか、というような所を踏まえながら見て頂けるとありがたい。

過去のメモを引っ張ってきて、多少問題がありそうな部分は加工したものの資料をほぼそのまま貼っている。

旅行管理者試験(総合)メモ

文責:XX

  • 構成
    • 受験結果
    • 各単元に関する雑感と対策
    • お勧め学習法

 

  • 試験問題受験結果(予想問題を回答)
    • 単元①:旅行業法及びこれに基づく命令:32点(32%)
    • 単元②:旅行業約款、運送約款及び宿泊約款:38点(38%)
    • 単元③:国内旅行実務:21点(21%)
    • 単元④:海外旅行実務:102点(51%)
    • 備考
      • 書籍によると時間が足りなくなる受講者もいる模様だが、一定の情報処理能力と合格レベルの知識インプットがあれば時間的には問題ないレベル
      • 問題は基本的に4択問題、まれに「全て選べ」問題
        • 「全て選べ」問題は勘では当たらない
      • 基本的にそんなに多くの知識、複雑な知識は必要ないと思われるが、全く勉強したことがないと、JRの運賃計算など意味が分からない箇所が多々あり(当たり前だが)全く馴染みの無い人が一般常識だけで解くのは不可能
      • 一方で、基本的な部分を押さえれば、合格はそれほど難しくないのではないかと思われる

 

  • 各科目に関する雑感と対策
    • 単元①:旅行業法及びこれに基づく命令:32点(32%)(予想問題では1問4点×25問)
      • 旅行に関する法律の基礎理解を問う問題
      • 全体を理解してからの解答をしたわけではないので、断言できないがそんなに細かく幅広い知識が問われるわけではない。基本をしっかりと押さえておけば大丈夫と思われる
      • 学習法
        • 法律の意義・目的・骨子をきちんと理解した上で、テキストの該当箇所を軽く通読して主旨を掴む
        • その後問題を解きながら、解説をきちんと読み、そこで分からない場合はテキストにまで戻って中身を理解していけば大丈夫
      • タイプ的にはいかにも文系の問題という感じ。法律に関する問題であるため、大学で法律系に触れた人にとってはやや馴染みやすいか。ただ、別に法律初学習者でも差が出るような内容・出題形式ではない
      • 文字が多いため、回答すると少し疲れる

 

  • 単元②:旅行業約款、運送約款及び宿泊約款:38点(38%)
    • 基本的には単元①とあまり変わらず、同様の認識で同様の対策を行えばよいと思われる

 

  • 単元③:国内旅行実務:21点(21%)
    • 問題は大きく2種類に分かれる
      • A:各地の名物など、観光地理を問われる問題
      • B:JR,航空会社のルールを元に、運賃などを計算する問題
    • 感想と学習法
      • Aに関しては、20問×2点で出題される模様
        • 好きな人はとってもいいが、出題範囲が広く、覚えるのが面倒なので好きでない人は半分位の得点を目指せばよいと思われる
        • 対策としては、早い段階でやっても忘れるので、直前に一気に詰め込むのがよいのでは?
        • 後はしっかりと残る知識として増やすために、アンテナを立てておいて、テレビやネット、書籍などで情報に触れた際に今までよりも意識して覚えておくと良い
          • そういう意味では、ここである程度の点を狙う人はざっくりでも地理知識部分を通読しておくと、ひもづく知識が増やしやすいか

 

  • Bは理解がないと全く歯が立たないが、その一方でベースのルールさえ理解で入れば、基本的にはムラ無く確実に点が取れるパートだと思われる
    • 一旦ベースを通読して理解した上で、とにかく練習問題を繰り返して原則を叩き込むことがポイント
    • 計算自体は別に難しくない
    • 基本的にJRと航空会社の話ばかりなので、何とかここに興味を持てると良い
      • 全く興味が持てなかったり、「あれ?自分はなんでこんなことを頭に入れているんだろう?」とわれに返ったりするとさびしい
        • ゲーム感覚でやれると良い・・・
      • Aパートは典型的な文系問題、というよりも「地理」
        • 地理選択で大学入試を行った人は、比較的有利かも(ちなみに私は二次試験まで地歴が2科目ありましたが、残念ながら日本史、世界史でした)
        • 但し、嫌いな人はそこまで高得点を狙わなくても上記の通り、Bで点が稼げるので、半分程度取れれば十分
          • 20問中4問は勘であたるので、残り16問中6問が確かな知識で稼げると良い
        • Bパートはルールを理解して、それを元に計算問題などを解く、というあたりが以外と物理などの理系に近い要素がある。算数の文章題という印象
          • とはいえ、一応覚えることは必要なので、全く知識なしに回答することはできない

 

  • 単元④:海外旅行実務:102点(51%)
    • 内容は大きく3パート
      • A、Bは単元③と同様に、A、地理の問題と、B、今度は航空機の乗り継ぎなど
      • それに加えて英語のCパートが出てくる
    • 対策
      • A,Bは基本的に単元③と同じ
      • Aの地理については、単元③と比べると、スケールが大きいため、聞いたことはあるレベルの問題が多い
        • マイナーなものでも、ンゴロンゴロ国立公園?う~ん、聞いたことはあるかも、ちょっと名前が面白いから覚えられる!という感じです
      • Bパートは、時差の問題や海外の電車の案内などの問題もあり、個人的には何となく単元③よりは興味が持ちやすく、気分的に取り組みやすい
      • Cパートの英語については、それほど難しくなくセンター試験レベルという印象
        • 英語が得意な人は丁寧に解けば40点の下駄になるので有利
        • 一方で英語が苦手な人は、一朝一夕で身に付くものではないので、ここのパートの実力アップが必要

 

  • 試験合格に向けてのお勧めステップ
    • 必要物
      • テキスト
      • 問題集(修得用)
      • 問題集(確認・仕上げ用)

 

  • ステップ
    • まずは予想問題を解く
      • 最終的なゴール(どういうものが必要とされるか)を知ること、現状と差分を知ること
        • ポイント
          • ①今後の勉強をアウトプットのためのインプットにすること、
          • ②試験での合格点を取る、というあるべき姿と現在の得点力という現状の差分を知ること
            • ①ができているのといないのとでは、その後の勉強効率が圧倒的に違いますから、面倒でもつまらなくてもまずは解きましょう
          • パートごとに仕上げていく
            • まずはパートのテキストを通読する(あまり時間をかけない、全て理解するのではなく、通読して骨子を掴む)
            • 問題解きながら、内容の理解と定着を進める
              • 問題を実際に解いて、答え合わせ⇒解説を読んで理解(解説だけで足りなければテキストに戻る)を行う
              • 問題集で勉強する際のポイントは「正解していない問題は繰り返し解くこと」
                • 勉強しているのは、問題を正解できるようになるためですので、解いたことに満足せず、しっかりと理解し、確実に正解できるまでは解答を繰り返しましょう
                • 具体的な方法としては・・・
                  • 完全に分かった問題にだけチェックを付け、その問題を飛ばします
                  • チェックがついていない問題は何度目であっても解き直します
                    • 1日目の勉強⇒1,2,3,4,5を解き、2,3が正解
                    • 2は確実に理解していた、3は迷った上で正解⇒2のみチェック
                    • 2日目の勉強⇒1,3,4,5,6、7を解く、3,5,6が正解
                    • 3,5,6の理解は大丈夫⇒3,5,6をチェック
                    • 3日目の勉強⇒1,4,7,8,9、・・・を解く
                  • ・・・という感じです
                • 単元の全てのチェックがついたら、再度テキストを通読して理解を定着させましょう
              • ⇒問題が終盤まできたら次のパートへGO
              • さらに定着をさせたい場合は、全てのパートが1週した後で、2週目の問題に取り掛かります
              • 1週全て解いたあたりで、再度予想問題を解くと良いでしょう(現状の確認)
                • 余裕ならそこまででOKですし、そうでなければまだ勉強が必要です
                • 合格点が60%くらいですので、70%弱が安心ラインでしょう
              • 試験が近づいたら最終的に、確認・仕上げ用の問題集を使って、多少表面が変わっても、しっかりと本質を掴んでいて正解できることを確認しましょう

 

  • お勧めの勉強順序
    • ①英語が苦手な人⇒英語、得意な人は気にしなくていいです
      • 時間がかかる分野から先に手をつけます
      • 但し英語はこのテキストではなく、別途基本を勉強したほうが良いでしょう
    • ②国内のJR,航空会社パート、③海外の航空などのパート
      • ②、③は理解すれば抜けにくく、かつ確実に得点が狙える、さらに高得点のパートです。ここをしっかりと仕上げ、合格に向けて大きくジャンプしましょう
    • ④パート1法律問題、⑤パート2法律問題
      • 法律問題をしっかりと理解しましょう
    • ⑥、⑦地理知識問題
      • 範囲が広く、覚えても時間が経つと忘れますので、試験が近づいてから当たれば儲け物くらいの感覚で勉強すると良いでしょう

以上

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サイトでまとめている総合旅行業務取扱管理者関連の記事を以下にまとめています。
必要状況に応じてご参照ください。
学習をされる方には「概論」はぜひ読んでいただきたいです。あとは必要状況に応じて各科目の対策・勉強法やおすすめ参考書をご参照ください。

記事名必読度合概要
総合旅行業務取扱管理者合格に向けた勉強法(概論編)★★★★★勉強法の全体像です。まずはここから読んで頂けると良い勉強ができるはずです
総合旅行業務取扱管理者 初見の際の試験対策メモ★★★☆☆初めて解いた際の試験メモです。試験対策の仕方のご参考にはなるのではないでしょうか。
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国内旅行実務の勉強法・対策★★★★☆国内旅行実務の学習法です。あとは上記と同様です。
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投稿者: ga_ro_ri

がろりです。 サイトにお越しいただきありがとうございます。読んでいただいて嬉しいです。 公立中学から、都立高校を経て独学で東大文一に現役合格。 みなさんと生まれたばかりの娘のよりよい人生のために有効な勉強法を広めたいと思っています。

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