東大に入ってよかったと思う5つのポイント


大前提として、私はいわゆる学歴というものはあまり気にしておらず、別にどこの大学に入ったからすごいとか、すごくないとかはそれほど考えないのですが、一方で自分は東大に入ってよかったな、と思っています。

時々興味を持って聞いてくださったりということがあるのと、受験を検討されている方の目に触れたりする可能性も無くはないので、個人的に思う所では有りますが記載していきます。

色々と理由はありますが、特に

以下の点から東京大学に入学する、ということのメリットを私は感じています。

■自信がつく
■優秀な人がいて、刺激を受けられる
■面白い講義・先生が存在している(どこにでもある気もしますが)
■図書館が充実している
■キャンパスの環境が良い

■自信がつく

冒頭に書いたことと矛盾するようですがここはかなり大きいと思います。そこを目指していた自分にとって、という側面が強いかもしれませんが、やはり目標を掲げて、それを達成できた時、というのはかなり自信がつきます

特に、私が高校2年生の時に初めて東大の過去問を見た際には、これは難しいし深みがある、これが解けるようになったら確かにすごいなあ、と思ったものでしたのでなおさらだったかもしれません。
(最も、これは当時の私が勉強不足だっただけで、勉強をすればそれなりに解ける、かつ、ある程度合格点を取れるようになっても私は賢くはならなかったのですが・・・)

加えて、これは少し嫌な言い方に鳴ってしまいますが「別に東大は大したことない」といえるのはやはり東大に合格したからかもしれません。もし不合格だったらちょっと言いづらかったかもしれません。それでももちろん「別に東大は大したことない」は定義にも寄るものの実際の所だと思いますし、誰でも言っていい、と自分では思いますが。

難しいとされる目標に対して、一定の努力をして壁を乗り越えて達成できた、この経験から得られた自信は小さくないですし、今の自分を支えてくれているものの1つだと考えています。
(もちろん社会にでるとこんな肩書はどうでもよくて実力世界ですので、これだけでは全くダメなんですが)

■優秀な人がいて、刺激を受けられる

これは環境という側面で大きかったと思います。恥ずかしながらそれほど熱心に大学に通っていたわけではないので、友だちが多いわけではないのですが、やはり今でも近況を見るだけで刺激になるような友人・知人が数人いますし、彼らは学生の頃から、話すたびにすごいなあ、と思わざるをえないような人たちでした。

もちろんみんながみんな、そうというわけではありません。これは人の評価軸にもよると思いますが、「すごい」と思える人は少数派です。

でもやはり周囲に、この人は間違いなくすごい、と思わせるような人と出会えたことはとても良い経験になったと思います。(やはり彼らは社会人になってからも活躍しています)

やはり多くの人は(私もそうです)自分のいる環境を基準に価値判断をしていく傾向にある気がします。周りに優れた人達がいれば、やはり自分も近しい基準で頑張らなくては、と思える。

また、優秀な人たちは型にはまらず、自由で本質的な発想・行動をすることも多いです。自分に思考や行動に知らず知らずに制約を設けてしまっていたことに気付かされた、ということも多々有りました。

情報感度もかなり高い人も多く、当時まだ本格的流行の前だったmixi(ミクシィ。今となってはすっかり過去のSNSとなりつつあり、会社もモンストの会社になっていますが。)や、当時はSNSだったグリー(今はゲームを中心とした多事業を展開する会社ですが)にも早いタイミングで会員になっていたのも懐かしいです。

周りの人から刺激を受けられ、それが今も続いている、というのは東京大学に入って得られた貴重な機会、資産だと思い、感謝しています。

■面白い講義・先生が存在している(どこにでもある気もしますが)

多くの素敵な先生との出会いや、刺激的な講義もありました。私は元々政治学を勉強したくて法学部に入ったので、あまり、というかほとんど全く法律の講義には出席しませんでしたが、気になる講義、面白いと感じた講義には積極的に出席しました。

色々なスタイルの先生がいらっしゃいましたし、もちろん学部ではそこまで専門的な勉強をするわけではありませんが、例えば科学哲学を教えていらっしゃった野矢茂樹先生(ウィトゲンシュタインの研究で有名です)は、すごく温厚な人柄のあふれる素敵な講義を展開されていて、すっかりファンになった私は野矢先生の書籍を多く買って読みました。

その先生を直接知っているかどうかでも本を読んでいる時の感覚は違う気がします。野矢先生に出会えたことはとても良かったです。

また日本政治思想史の渡辺浩先生(現東大名誉教授で法政大学の教授もされているそうです)の講義もとても刺激に満ちた内容でした。また、個人的にお話をさせて頂く機会もあり、先生の聡明さには感銘を受けました。

他の大学の講義をしっかりと知っているわけではありませんが、やはり講義のレベルは高いのではないか、と思います。

■図書館が充実している

私は東大の図書館がとても好きでした。どれも良いのですが、やはり本郷キャンパスにある、総合図書館が特に好きです。

少し歴史を感じる、けれどもどっしりとした建物で、中に入ると赤い絨毯が敷かれた階段があります。そして一番の見せ場は地下の書庫だと思います。古い、貴重な書籍が多く保存されています。

なんとなく、知の倉庫という感じがし、厳かだけれでも親しみやすい、不思議な場所でした。講義にはあまり出席しませんでしたが図書館で本を読んだり、勉強をしたり、ということは結構したし、長くいても全く苦痛ではないというか、今いっても、きっと長居してしまうだろうな、という気がします。

蔵書の数も恐らく大学図書館の中ではトップクラスに多いと思います、と書いてから調べてみたらやはり日本一の蔵書数でした。

とても落ち着いているけどやはり刺激的な図書館、あそこで時間を過ごせたのはとても幸せだったなあと今でも思います。

なお、気になる方はこちらのサイト東京大学総合図書館
をご覧いただくか、画像検索での東大図書館の画像一覧を見て頂ければと思います。

■キャンパスの環境が良い

東大はとても広いです。どのキャンパスも広いのですが、加賀藩の上屋敷跡地にある東京大学本郷キャンパスは緑も多く、とても広く、本当に素敵な場所です。

有名な赤門があるのもこのキャンパスです(が、実際には法学部生は赤門ではなく正門から出入りすることがほとんどです)

特に私は夏目漱石がとても好きだったので、三四郎池で三四朗やその他の漱石の本を読む、という贅沢をすることができました。

三四郎池は大学キャンパス内にありますが、とても静かで落ち着く場所です、行く際の季節や時間帯、天気によって違った趣を感じることができます。

漱石の本はよく持ち歩いてあちこちで読みますが、やはり本郷キャンパスで読む漱石は気持ちが盛り上がって別格です、他にこういうことを感じられるのは伊豆位ですね。

夏目漱石の本を読むなら三四郎池か修善寺温泉に限る、というような気がします。

銀杏の匂いが苦手な私は紅葉の時期になるとちょっと匂いに苦しむこともありますが、とても素敵なキャンパスだったと思います。

人によって良いと思う点や得られることは違うとは思いますが、私個人としてはここまでに書いたようなことが入ってよかった、得られてよかった、そして今にも生きていることかなと考えています。

結果的には入ってよかったなあ、と思っていますし、もちろん当時と多少時代は変わるかもしれませんが(私が入学したのは2003年で、どちらのキャンパスにも今行くと当時はなかった新しい建物なども立っています)上の内容を読んで興味を持ったり、面白そう、と感じて頂けるような方には、東大はおすすめできる大学だと思います。


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投稿者: ga_ro_ri

がろりです。 サイトにお越しいただきありがとうございます。読んでいただいて嬉しいです。 公立中学から、都立高校を経て独学で東大文一に現役合格。 みなさんと生まれたばかりの娘のよりよい人生のために有効な勉強法を広めたいと思っています。

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