その試験勉強法、あてになりますか?


勉強というものはほとんどの人が取り組んだことのあるものです。そして自分が取り組んだことがあるものについてはそれぞれ「こうしたらいい」という持論を持ちやすくなるものです。
誰に聞いてもその人なりに「こうした方がいい」という勉強法を教えてくれると思います。

私が塾で教師をしていた時にも生徒の皆さんが、「先輩に聞いた」「あの先生に聞いた」とうことで勉強の方法やおすすめの参考書等を聞き、それを自分でも活用していたことを思い出します。

ただ、これをそのまま信じてしまうのはかなり危険なことです。私の感覚だと、その人の環境にも寄りますがかなり多くの比率の方が、非効率な勉強の仕方をしてしまったり、あまり良いとは思えないような参考書を使ってしまっていたりしています。

もちろん身近な方の体験談の中には参考になるものはあると思いますし、それを即座に否定するものではありません。

ただ、一歩立ち止まって考えていただきたいのです。

「その勉強法で本当に成果が挙がっているのだろうか」

成果が挙がっているとは
・その勉強法を行った結果として自分が目指しているものと最低限同じか、それ以上の成果を挙げている
・客観的に見て効率性の高い勉強法である
という2点から評価することができると思います。

ひとつ目の点が必要な理由はそれがなければ、同じことをした所で自分の目指す目標を達成できる保証が無いからです。

例えば、定期テストで450点以上の獲得を目標にしている時に、400点だった先輩の助言は残念ながらあまり参考にならないでしょう。(もちろん全てがダメなわけではありませんが、取り入れるべき所は少なく、またそのまま同じことをすると同じような結果になってしまう心配があります)

あるいは、東大を目指している時に、科目数の少ない私立の大学に合格した方法や、あまり偏差値の高くない大学に合格した際の勉強法を聞いてもそこまで有効ではないケースが多いでしょう。(例外的に科目個別の勉強法については特に強みがある人に聞くと参考になる場合もあります)

また、実績という面では自分の目指す水準を超えていたとしてもできるだけ高い成果を挙げている人の話の方が参考になりやすいです。

TOEICで600点を目指しているとしても600点の人の勉強法より、900点の人の勉強法の方が効率的だったり、有用だったりするケースが多いと思います。

せっかくアドバイスをしてくれるのですし、それを無碍にするのもよくないとは思いますが、自分が取り入れるかどうかは、冷静にその実績を踏まえて判断しましょう。

二つ目の効率性も重要です。結果は出ていても、ものすごく根性を発揮してとにかくたくさん勉強する、というような勉強法では真似しても生産的ではありません。

東大に合格したという実績があっても、高校3年間ずっと、寝る間も惜しんで勉強し続けた、というような人の勉強法は決して効率的ではありません。(ある意味すごい根性ですし、その継続性は素晴らしいものがあるのでそのコツについては聞いてもいいかもしれませんが)

みんな善意で自分が良かった方法を教えてくれようとします。それは感謝すべきことですし、良い心がけだと思います。

ただし、それが本当に自分のためになるのかどうか、その点については冷静に検討を行うようにしてみましょう。

大体にして人が教えられるのは自分の経験に基づいてです。そして、その経験を見て、自分にとって参考にするのに十分な実績と効率性があるのか、しっかりと判断してから受け入れるようにしてみましょう。


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投稿者: ga_ro_ri

がろりです。 サイトにお越しいただきありがとうございます。読んでいただいて嬉しいです。 公立中学から、都立高校を経て独学で東大文一に現役合格。 みなさんと生まれたばかりの娘のよりよい人生のために有効な勉強法を広めたいと思っています。

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