家庭教師の選び方ガイド


基本的には受験勉強は独学でもできる、塾や予備校に通わなくても東大にだって合格できる、というのが私の考えではありますが、それでも塾や予備校にいったり、家庭教師をつけたい、ということもあると思います。

その中でも家庭教師は、提供されるサービスのレベルや品質に大きな差が合ったり、一対一の授業であるため相性なども重要であったり、また1時間あたりの金額が高いことからも選ぶのがなかなか難しい部分だと思います。

また、別の記事でご説明しますが、私は塾や予備校と比較して家庭教師は(お金のことを考えず、先生えらびを間違えなければ)効率的な受験対策だと考えています。何故か、というのはそちらで具体的に記載します。

私自身、何度か家庭教師として教えた経験や、周りの人の話などを含めつつ、家庭教師をどのように選んだらいいのかを整理しましたので、以下に記載します。

目的を明確にする

一口に家庭教師を頼みたい、と行っても目的は様々ですし、それによってどのような家庭教師が適切かは異なります

まずはその家庭教師を頼む目的を明確にしましょう。(これは生徒さん本人が考える場合でも、親御さんがお子さんに家庭教師を付けたい、という場合も非常に重要です)

わかりやすく大学受験で志望校に合格する、ということもありますし、それ以外の受検の場合もあるでしょう。あるいは、学校の授業のフォローの場合もあると思います。遅れてしまっているからそれをきちんと補えるようにしたい、もしくは受検などを睨んで成績を挙げるために学校のテスト対策をしたい、というパターンがありますが、それによっても対策は異なります。

また場合によっては成績を挙げることではなく、生徒、子どもの勉強への意欲を引き出したり、あるいはコミュニケーションの相手や悩みの相談相手になってほしい、ということもあるでしょう。

まずは自分がなぜ家庭教師を依頼するのか、その目的をできるだけ具体的に明確化することが大切です。

そしてそれは家庭教師となる先生ともしっかり共有しておくことが大切です。

教える家庭教師の側でも目的が明確であればあるほど、やることがはっきりするので、お互いにやりやすくなりますし、結果的に目的も達成しやすくなるでしょう。

先生と生徒の相性も大切

家庭教師は基本的に生徒と先生が一対一で長時間のコミュニケーションを行うものです。当然先生と生徒の距離は近いですし、継続的な期間授業を行えば行うほどそれは更に縮まっていきます。

多くのケースでは、子どもは多感な時期で、先生との年齢差が大きいことも多いでしょうから、先生の影響を受けることも多いです。

そういった観点から、先生と生徒の相性や、教師となる先生の人間性や考え方がしっかりしたものかどうかは、事前にある程度以上確認しておく必要があります。

また、家庭教師には塾講師や予備校教師以上に勉強法などへの相談を行ったり、その指導を受けることが多くあります。

勉強法には基本的に王道となるものがありますが、それでも細かい所ではその人その人に合った方法が違ってきます。
また指導スタイルの幅も集団授業より出やすいため、相性は重要です。

仮に指導実績があって、評判が高くても、生徒との相性に懸念がある場合は(たとえ口コミで評判であったり、紹介であったりしても)その先生以外の方に担当していただいた方が良いと思います。

また親御さんが先生選びをする場合も子どもの声をしっかりと聞くことも大切です。

体験授業を有効活用する

上記の相性や先生の指導スキルレベルなどを確認するために、多くの家庭教師派遣元では体験授業を用意しています。

先生と試せたり、金額自体も割安になっている場合も多いので、こういった制度がある場合にはしっかりと活用したうえで、本当にその先生にお願いするのかを判断しましょう。

継続的にその先生の指導を受けるとなれば支払う金額が大きくなるのはもちろん、費やす時間や、場合によっては生徒の進路にも影響してきますので、ここは慎重に、しっかりと判断するようにしましょう。

また、上述の通り、もし相性などに懸念があった場合は他の先生にお願いするほうが良いです。

目的別家庭教師の選び方

冒頭に書いたとおり、目的別に家庭教師選びのポイントは異なりますので、それぞれの目的に応じた選び方のポイントを記載します。

受験合格(大学受験、高校受験、中学受験、小学校受験)が目的の場合

「先生の志望校への対応度合い」「勉強法への理解」「モチベーションケア(相性も含む)」をしっかりと把握することが大切です。

まず、受験は学校によって対策が異なりますので、志望校への対応をしっかりと出来ている先生が好ましいです。先生自身がそこに合格していたり、合格の指導実績がある先生が良いでしょう。

もちろん経験豊富なプロ家庭教師であれば幅広に対応できると思いますが、学生家庭教師などを依頼する場合には、対応が怪しいケースもあるので、そこは注意が必要です。

また、小学校受験や中学受験は高校受験や大学受験とはだいぶ色合いが違ってきますので、必ず対応できる先生を選ぶべきでしょう。

仮に東大にトップクラスの成績で合格した学生であっても、小学・中学受験を経験していない場合は指導には懸念がありますのでその先生がよほど真剣に努力するような方でなければ、経験がある方に依頼したほうが良いでしょう。

また、受験勉強はこのサイトでも説明しているように、勉強法が大きくものを言います。単純に勉強を教えてくれる教師ではなく、勉強法の方法を教えてくれる、有効な学習プランを作成できる、というような先生を選ぶと良いでしょう。

加えて、モチベーションの向上や維持も非常に重要です。

受験勉強は長丁場ですので、やはり山あり谷ありです、伸び悩んで苦しいこともありますので、そこで生徒を前向きに変えられたり、変な負担をかけ過ぎないようにしてくれる先生がよいでしょう。

 

学校の授業の補習(苦手や遅れのフォロー)が目的の場合

「生徒との相性」「類似の生徒の指導実績」「柔軟な対応が可能」「ほめ上手」というような観点を大事にすると良いと思います。

まず、生徒は学習が苦手な場合も多いので、ここでその生徒の状況を理解して、うまくやる気を引き出しつつ前に進めていくには生徒との相性や、生徒から信頼を得られる先生であることが非常に重要です。

2つしたでも似たようなことを書きますが、やはり生徒のやる気を引き出したり、勉強の面白さを伝えてくれるような先生がお薦めです。

また、家庭教師を行う先生の多くは勉強が得意で、好成績をとっている人が多いです。それ自体は良いことなのですが、理解も早く効率的に勉強をこなしてきているケースが多く、その先生の感覚通りの学習をしても生徒がついていけない場合もあります

一人ひとり学習のリズムが異なることを理解して、それに合った対応をしてくれる先生を選びましょう。同じような目的で生徒を教えて、ある程度経験を積んでいる教師だと非常に安心です。

勉強が得意な人を志望校に合格させるよりも、こういった成績向上の方が難易度が高かったりします、先生によって大きく差の出る目的だと思いますので、慎重に先生を選びましょう。

非常に良い先生につくことが出きれば一気にやる気が出たり、勉強が好きになったり、成績が伸びたりすることもあります

 

学校の成績アップが目的の場合

「進捗管理やメリハリをつけるのが得意」「指導が丁寧」な先生を選ぶと良いと思います。学校の定期テスト対策には、出題傾向を踏まえて、決まった期間の内容を重要度に沿ってコツコツと潰していくことが大事です。

比較的短いスパンで計画的に行うことが求められますので、進捗管理ができる、学習計画を作るのが得意な先生が向くでしょう。

真面目で丁寧に、必要なポイントを押さえていく、王道の学習法をコツコツと積み重ねるのが定期テストでの成績アップのポイントですから、それにあった先生を選ぶと成績が上がりやすいと思います。

子どもの学習意欲向上やコミュニケーション相手としてが目的の場合

「生徒との相性」「価値観を押し付けない、聞き上手」「安定感・落ち着きのある先生」「勉強が得意という以外にも味がある」といった点がポイントです。

単純な成績アップや受験対策といった勉強だけではなく、そこにプラスした目的で家庭教師を頼む場合もあるでしょう。

勉強の内容以前に学習をする、ということを覚えてもらったり、その楽しさをしったり、あるいは勉強を教えるのではなくコミュニケーションを取って生徒に良い影響を与えて欲しい、というようなケースもあると思います。

私も事情があって不登校だった生徒さんに教えたことがありますが、そこでは本当に基礎からの学習を、しかも成績を挙げるというよりは興味を持って学べるようにする、というような点と一定、話し相手になって生徒さんの心が落ち着くというようなことを目的に依頼を受けていました。

このあたりは本当にケースバイケース、個々の事情による所ではありますが、多くのケースに共通して言えることはやはり、先生が生徒の立場や考えを尊重して理解する、自分の価値観を押し付けずにしっかり話を聴いていて共感を示す、というようなことができると良いと思います。

若くて勢いがある先生よりは少し落ちついた先生の方が合うように思います。

また、勉強以外に大事なことはたくさんある、ということを自分の言葉で語れる人の方がかえって勉強を指導するのに向いていると思います。

このあたりの情報も踏まえながら、目的の明確化やより良い先生選びをして頂けると良いのでは良いと考えます。


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偏差値と受験に関する誤解と情報


受験といえば高校受験、大学受験に関わらず目にすることの多い「偏差値」ですが、実は時々誤解をされていたり、あまり理解をされていなかったりすることがあって気になっています。

偏差値についての正しい知識を身につけて誤解や勘違いをなくし、より良い受験対策ができるサポートができるよう、偏差値についてまとめていきます。

■偏差値とは何か

そもそも偏差値とは、何かという点から確認しておきましょう。

偏差値という単語は入試に関連した学業成績で聞くことが多いですが、元々は別に受験に特化したものではなく、統計の用語で「ある数字が全体の中で、どれ位の位置にいるのか」、というものを50を平均として表したものです。

ですから、受験生全体なり、模試を受けた人全体なりを踏まえた際に、その人が今全体の中でどれ位の位置、順位にいるのか、というのを示すのが偏差値です。
(具体的な分布は後ほどご紹介します)

あくまで相対的な数字ですので、他の人の成績が良ければ下がり、他の人の成績が悪ければ上がる、ということになります。具体的に模試で何点をとったら偏差値がいくつ、と決まるわけではなく、全体の平均点がこのくらいで、得点はこのように分布しているから、この点をとった人の偏差値はいくつ、というように決まっていくものです。

全体の中での相対的な順位を示すものである、という点を押さえておきましょう。

なお、偏差値の最小値、最大値については、25~75とか0~100とか言われていますが、実際には特に範囲は決まっておらず、その時の全体の状況によって変わります

めったにないこと(というか実際に聞いたことはない)ですが偏差値が0を下回ってマイナスになることや、100を飛び越えて更に大きい数字になることも理論上はありえます

■偏差値の分布(偏差値と全体の順位)

では、どのくらいの成績だといくつくらいの偏差値になるのでしょうか。

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総合旅行業務取扱管理者試験は独学で合格できるか


総合旅行業務取扱管理者試験について、難易度はそれなり、ということを書きましたが、実際に独学で合格することは可能なのか、という点について書こうと思います。

総合旅行業務取扱管理者は独学でも合格可能

結論は、十分に可能というものです。私は大学受験でも独学派で独学を推奨しているというのもありますが、自分自身や周りを見ていて、十分に独学で合格した人を見てきているから、とも言えます。
総合旅行業務取扱管理者の試験は合格最低点が各科目6割と決まっています。この水準であればテキストと問題集で独学すれば十分到達できるれべるです。

Googleなどでの検索を見ていても、果たしてこの試験を独学でできるのか気にされている方がいたり、他のサイトを見ると独学は結構難しい、なんて書いていたりもしますが、試験を知ったうえでしっかりと対策を立て、正しい勉強ができれば独学でも十分合格できるでしょう。勉強法についてはこちらのページ等をご確認ください。

独学のメリット

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自分の子どもを東大に入れるためにしなくていいこと1 塾に行く必要はない


東大に入るには早い段階から塾に行って、浪人すれば予備校に通って。。。そういうことを考えている方は多いと思います。
実際東大に入学している人の大半は塾や予備校に通っていると思います。
また、「鉄緑会」のような東大受験で有名な塾も有ります。

ただ、ここで自分の子どもを東京大学に行かせたい親御さんにお伝えしたいことは、

「塾や予備校に行く必要はない」ということです。

この主張の背景には自分が塾や予備校に行かずに東大に現役合格できた、という経験、弟も特に塾などに行かずに東大や早稲田に合格していることといった個人的な経験に加えて、以下のような理由を考えています。

・塾に行こうが予備校に行こうが結局勉強するのは子ども本人。そこでやるかやらないかが勝負
・集団授業では100%が自分のための時間になるわけではない
・通塾時間をかけるよりその時間に勉強をしたほうが効率的

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