知識定着のための繰り返し学習法

勉強

試験勉強法において最も大切な4つのポイント」では実践の勉強が大事、と書きましたが、今回は更にそれを具体的にして、「どのように実践していくのか」ということをお伝えしたいと思います。

私は色々な勉強を行う中で、知識の定着に非常に有効なのではないか、と思う勉強法を編み出し、大学受験勉強の時からそれを実践してきました。

できるだけ手短に書こうとすると、
「直前に終えた所からではなく、常に初めから開始する」
「絶対に覚えた、と思えるものだけに印をすけて、そこは飛ばす」
「上記を繰り返して少しずつ完了の塗りつぶしを増やしていく」
「しばらく期間が空いたら、過去に全てチェックがついた項目も復習をするために、再度始めから行う」
というような方式です。(全く手短になっておらずすいません。)

「とにかく定着する前前に進まない」「定着するまでなんども繰り返す」という点が肝であり、同時に、「きちんと身についたことを成果とする」という大切なポイントとして書いた部分の実践でもあります。

その問題を過去に解いたかどうかは関係なく、「今解ける」という自信があるものだけを飛ばしていくことで、徐々にできる箇所が増えていきますし、確実に前に進むことができます。

少しずつできる問題が広がって、徐々に前に進んでいくことができる、という点から、非常に学習意欲の湧きやすく、達成感の味わいやすい学習法でもあると考えています。

もう少し具体的に方法を記載することで、読んで下さっている方にイメージを持って頂ければと思います。

ちなみにこの勉強法はどのような科目の勉強にも使えると思います。


私自身も、当時は世界史の一問一答をやっている際に編み出したのですが(ちなみに私は一問一答系の暗記があまり好きではありません)その後TOEICのための英語勉強にも使いましたし、総合旅行業務取扱管理者の資格取得に向けた各種勉強にも活躍し、成果を上げてきました。

それではご説明していきましょう、説明を具体的にするために、ここでは問題1~問題10までがある全10問の問題集を使うこととします。

また、科目によってはまとめて5問や10問解く場合もあると思いますが、ここでは話をわかりやすくするために1問ずつ解いて、答え合わせをして、解説を見て、という流れで進めている、ということにします。

・まず初日
当然1問目から始めます、
1問目→解けたが絶対いつでも答えられるかは自信がない→そのままにして2問目へ
2問目→間違えた。解説をしっかり確認する→3問目へ
3問目→正解した。しかもこれには自信がある、いつでも解けると思う→チェックをつけて4問目へ
4問目→迷って答えたら正解だった→そのままにして5問目へ
5問目→間違えた。解説をしっかり確認する→今日の勉強はここまで

・そして2日目

ここでもまた1問目から解きます
1問目→解けた、ただほぼ大丈夫なものの、もう1回位解いておこうと思う→そのままにして2問目へ
2問目→本日は正解。ただし前日覚えたばかりなのでそのまま次へ
3問目→既にチェックがついているのでスキップ
4問目→これはかなり自信をもって答えられて正解→チェックをつけて5問目へ
5問目→また間違えた、これはいけない、しっかり解説を確認して6問目へ
6問目→迷ったが正解した→7問目へ
7問目→これは実はよく知っている問題だった、正解したし自信があるのでチェック→今日の勉強はここまで

・3日目

例によって1問目から始めます
1問目→正解、さすがに大丈夫だろうとチェック
2問目→正解。念のため明日もとこう、と思いチェックをつけずに次へ
3問目、4問目→チェックがついているのでスキップ
5問目→ようやく答えられた。明日も頑張ろうと思う→6問目へ
6問目→正解。もう少し繰り返せば完璧な気がする→次へ
7問目→チェックがついているのでスキップ
8問目→正解。ある程度自信はあるが明日も解いておこうということでそのまま9問目へ
9問目→間違えた。解説をしっかり確認する→10問目へ
10問目→正解したが自信がない。そのままにして今日の勉強はここまで

・4日目

1問目はチェックが付いているので2問目から開始。

というような形です。

読んでいただけば分かる通りかなり繰り返すことになりますが、これで定着します。

逆に言えば、前日に解けても次に解いた際に解けないものはそのままにしてはいけず、必ず自信がつくまで解き続ける必要があります

こういうやり方をせずに1日目に1問目~5問目、2日目は6問目から、等という進め方をするとなかなか始めの部分の定着が進まず、前に進んでいるようでその実何も進んでいない、という結果になって島がちです。

それよりも、一見時間がかかるようでも、確実に足元を固めながら前に進んでいく方が効率的です。

「急がばまわれ」という言葉にもあるように、しっかりと着実に進む、ということを意識するのが大事です。

なお、繰り返し行わないとどんどん記憶が失われてしまう、ということはエビングハウスの忘却曲線でも示されています。下図は他サイトから拝借してきた画像ですが、わかりやすいので使わせていただいています。

復讐しなかった場合、記憶はどんどんと失われていき、時間が経つとほぼ0になってしまいます。

それを防ぐために、繰り返し復讐して記憶に焼き付けることで忘却を防ぎ、定着を促進するのです。

エビングハウスの忘却曲線

※object Fanatics様のサイトから画像を拝借しています。

http://www.objectfanatics.com/ekutan.html

 

いかがでしたでしょうか。今回の勉強法はどの科目でも通用する、かつとても有効な勉強方法です。これができていないために損をしている人は世の中に本当にたくさんいると思っています。

ぜひこれを行って、成果を実感してください。
この学習法だと、毎日自分ができることが少しずつ増えていくことを実感することもでき、勉強を継続するのモチベーション向上にも役立ちますので、いいことばかりですよ。


=====
最後までお読みいただきありがとうございます。
もし内容が役に立った、気に入ったという場合にはTwitterやFacebookのアカウントをお持ちの方でいいねかシェアを頂けると嬉しいです。
また何か気になることが有りましたらお気軽にコメント下さい。
皆さんの役に立つかどうかドキドキしながら書いているので何か反応があると嬉しいです。
※更新情報はTwitterで流していますので、こちらもフォロー頂けると有難いです。


投稿者: ga_ro_ri

がろりです。 サイトにお越しいただきありがとうございます。読んでいただいて嬉しいです。 公立中学から、都立高校を経て独学で東大文一に現役合格。 みなさんと生まれたばかりの娘のよりよい人生のために有効な勉強法を広めたいと思っています。