大学受験合格のための目標設定方法

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「目標点数設定法:目標点数は科目別、単元別まで落としこむこと」

資格試験や大学受験、高校受験で合格するためには、具体的で測定できる定量的な目標に落としこむことが必要であると前に書きました。
参考→試験勉強法において最も大切な4つのポイント
この段階で「合格する」という目標は「合格最低点を取る」という形に変わっているはずです。

ここでは、それを更に具体的に細分化していき、学習の計画に落とし込んでいくためのステップをご紹介します。

大学受験を突破するためには、このように具体的な目標を立て、それを落としこんでいくという戦略が非常に重要です。ビジネススキルとしても通用する有効性の実証されている方法ですので、ぜひ習得して活用してください。以下、わかりやすく解説していきます。

合格のために、各科目や単元で必要な点数を具体的に落としこんでいくステップ

話をわかりやすくするために、「英語」「国語」「世界史」の3科目が試験(受験)科目で、合格最低点が200点の学校を受験すると考えてみましょう。

この学校に合格する、という目標は以前ご紹介したSMARTゴール(スマートゴール)を使うことによって、例えば「2月10日の入試で200点以上を取る」という目標になっていると思います。

ただ、このままではまだまだ曖昧なままです。
ここから科目別に、更には単元別に落とし込んでいく必要があります。

■全体の点数を科目に落としこむ

まずはこの200点を各科目に配分しましょう。


科目ごとの詳細な特徴などは別途記事にできればと思いますが、まずは大枠を掴んでいきましょう。

例えば、こんな形です。

科目ごと目標点数設定

得点の割り振り方にもコツがありますが、まずは全体感を把握するために、大枠のイメージだけ掴んでいってください。

これで、全体で200点を取る、という目標は「英語で70点、国語で60点、世界史で70点を取る」という目標に変わりました。

各科目の目標点数を決めるには
・現在の自分の実力(過去問を解いて、何点位取れそうかがわかっているはずです)
・問題の難しさ
・自分の得意不得意
・出題の傾向を踏まえた点のとりやすさ
などを踏まえて行って進めていきます。

例えば、知識を暗記していれば答えられるような問題(世界史や日本史、地理などの地歴系の科目や、国語の漢字、英語の文法や熟語問題など)は、覚えるのには時間がかかりますが、わかってさえいれば確実に点を取ることができます

一方で、知識だけではダメな論述問題などは、しっかり勉強をしても満点を取ることは難しいです。ただし、それなりに書くことができれば6割~7割くらい安定的に得点できる、というような特徴も持っています。

総合旅行業務取扱管理者や保育士試験のように、各科目の合格最低点が決まっている場合は科目ごとに細分化することはできませんが、基本的には入試のようなものは合計点の勝負になることが多いのでこのように目標を具体化していくことが効果的でしょう。

■自分の現状と照らしあわせて計画を具体化していく

さて、これも以前書きましたが試験勉強計画の最初の段階で過去問を解くのがポイントです、ですからこのタイミングにおいては皆さんも過去問を解いているはずです。

そこで、この時の点数を使って、「今自分は合格からどれ位遠いところにいるのか、あとどれ位成長すれば合格できるのか」、という距離を測っていきましょう。

※実際は目標設定の時に、今自分が何点位取れているかも参考にしながら設定しますが、このタイミングで具体的な差分を改めて明確化します。

 

目標と現状の差分(科目ごと)

このようにすることで、現状は「英語30点、国語50点、世界史40点の合計120点」。

合格までの差分は「英語40点、国語10点、世界史30点で合計で80点」ということがわかります。これによってじゃあ英語を40点伸ばすために何をしていくか、というような具体的な計画が立てられることになります。

■実際は更に具体的に落としこんでいくと効果的

ただし、科目までの落し込みだけではまだまだ粗いとも言えます。実際には単元というか、大きな設問の区分のレベル位まで落としこむ方が良いです。
例えば、英語でイメージを書くと、以下のような形になります。

仮に大きな設問が5つあり、それぞれが
第1問:簡単なリスニング
第2問:難しいリスニング
第3問:単語・文法問題
第4問:長文読解(論説文)
第5問:長文読解(小説)
というような構成で各20点満点だったとします。

この時に科目に割り振ったのと同じように、今の実力や得意不得意、問題の特徴なども考えて、簡単なリスニングはトレーニングすれば9割位取れる。文法は仕上げるのに時間が掛かるから、少し控えめにしておこう、長文は得意だし、大崩はしないはずだから8割位は取れるだろう。などと想定をしながら目標を設定していきます。

目標設定(英語詳細版)

こんな感じです。

そしてこの後は科目別の際に行ったように、今の自分の点数との差分を出していき、例えば英文法で今3割しか取れない所を5割取れるようにするにはどうしたらいいのか、と勉強法を考えていきます。

ここまで目標点数が具体化になり、試験の問題の傾向などもわかっていれば、何をどれ位勉強していくのか、という計画はだいぶ立てやすくなります。

なお、このように細分化する方法は総合旅行業務取扱管理者のように、全てが60点以上、というような場合にも活用することができます。

合格に向かってすぐに勉強を行うというのも大事なことではありますが、それ以上にこうして精緻な計画を立てておくことが合格への近道です。急がばまわれということわざがありますが、合格に向かうための試験勉強法についても同じことが当てはまります。

どういう科目や単元は高得点が狙えるのか、目標点数はどれ位にするべきか、という点についてはまた別途記載することにしましょう。

合格に必要な点数を各科目に細分化し、さらにはその中の出題単位に合わせて分解していくことは、学習計画を立てる上でも、また自分の勉強の成果を確認していくうえでも非常に重要な内容となります、合格に向けての重要なステップですからぜひご自身でも実践してみるようにしてください。


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投稿者: ga_ro_ri

がろりです。 サイトにお越しいただきありがとうございます。読んでいただいて嬉しいです。 公立中学から、都立高校を経て独学で東大文一に現役合格。 みなさんと生まれたばかりの娘のよりよい人生のために有効な勉強法を広めたいと思っています。

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