勉強に手が付かない、集中できない時の対応策その2


前回までの整理

以前、「勉強に集中できない時の対応策」でも書きましたが、受験勉強をしていると、なかなか勉強に手が付かない、なかなかやる気がでない、ついついゲームやスマホ、漫画など他のことをしてしまう、ということで、計画や予定通りに勉強を進めることが難しいことがあると思います。

これは誰にでもあることなので、それを気にしすぎて、かえって悩みが深くなってしまうようでは仕方がないと思うのですが、一方で頻繁に発生する以上、自分の中でしっかりした対応法を持っているのといないのとでは、長い受験勉強期間や試験期間での学習効率が変わってきてしまいます

前回書いた点に引き続き、ポイントをお伝えします。

なお、前回のトピックは以下のとおりです。
・一度に色々なことをしようとしない
・勉強を始める労力をできるだけ少なくするように準備をしておく
・余計なものは遠ざけておく
・勉強しない自分をあまり気にしすぎない
・どうしてもダメなら動き出すタイミングを決める

今回は、上記に加えて以下の点を追加でお伝えします。少し心理学的なテクニックでもあるので、効果は一定以上あるはずです。ぜひ取り組んでみてください。

・2時間やろうと思わず、まず1問だけ解く
・とりかかる時の掛け声を決める
・続きが気になるタイミングで勉強を切り上げておく

2時間やろうと思わず、まず1問だけ解く

人間の腰というものは、取り掛かろうとしているものが大きければ大きいほど重くなるものだと思います。例えば部屋の片付けにしても、数秒で終わるような目の前のゴミを捨てる、等のアクションであれば、すぐにとりかかることはできますが、部屋中を綺麗にしよう、と思うと着手するのが面倒になり、なかなか動き出すことができません。

一方で、一度手を付けだせばそれを継続するのはそこまで難しいことではありません

一つゴミを捨てた後に、他の気になる箇所があればそのまま片付けの手が動き続けることもあるでしょう。
勉強についても同様です。

2時間、がっつり勉強しようと思うとなかなか机の前まで行くことが難しくなります。そうではなく、もっとここの心理的なハードルを下げてあげる、ということを自分に行うと良いでしょう。

2時間ではなく、5分だけやろう、とか、1問だけ解いてみようとか、あるいは、「まずは机の前に座ってみよう」だけでもいいと思います。
目的が達成したらそこで終わりにしてもいい、そう思って手軽にできることをやってみるのです。
これならそこまで億劫(おっくう)にもならないと思います。

課題をできるだけ小さくして、自分の中で扱いやすくする、ちょっとやってみよう、と思えるサイズにして扱うことで、すぐに取り掛かれるようになります。

そして、一度手をつけ出したら、それを少しだけ延長してみるといいでしょう。

1問解いた、まだできそう、そうしたらせっかくだからもうあと何問か解いてみよぅ、次はせっかくだからこの1ページはやってしまおう、もう少し、もう少しと進めていくうちに気がつけばある程度ボリュームのある勉強ができている、ということはざらにあると思います。
やりだせば意外と継続できるものです。

もっともエネルギーを使うのは、最初の開始タイミングですので、そこでのハードルをできるだけ下げられるよう、第一歩目が小さくえも良いように、目標設定しましょう。

とりかかる時の掛け声を決める

今回紹介する2つ目の方法は、とりかかる際の掛け声を決めることです。

人間は習慣に左右される生き物です。

「勉強開始」と「特定のフレーズ」をセットにしておけば、そのフレーズを発した際に勉強に向かうことがしやすくなります。
パブロフの犬ではありませんが、決まったフレーズに対して条件反射的に勉強を開始できるようになれば、気持ちの切り替えがしやすくなります。

「さあ、勉強するぞ」でも「lET’S STUDY」でも、「東大合格への一歩」でもなんでもいいのですが、フレーズを決めておくといいでしょう。

大事なポイントは2つ
・まずは簡単なこと(少しでもいいから勉強をする)から初めてその言葉に成功パターンをセットにしておくこと
・心のなかで唱えるのではなく、実際に口に出してみること

です。

これも意外と効果がある手法だと思いますので、ぜひやってみてください。

続きが気になるタイミングで勉強を切り上げておく

3つ目は開始時ではなく、終了時のポイントです。
人は中途半端なものを完了させたい、という欲求があります。

例えば、目の錯覚の中には、欠けているものを脳が勝手に補完することで発生するものもありますし、やりかけ、途中で終わってしまったものをそのままにしておくことに気持ち悪さを感じることもあるでしょう。

これを利用して、あえて、きりの悪い所で勉強を終わりにしたり、休憩に入ったりして、続きが気になる状態にしておくのです。

そうすると、完結していないことへの気持ち悪さがありますから、次のタイミングで勉強の取り掛かりやすくなります。

とくに意識しないと、きりの良い所まで勉強を進めることが多いとは思いますし、それも一つですが、人によってはこの中途半端区切りにするという作戦も有効ですので、興味が有る場合はぜひ試してみてください。

 


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投稿者: ga_ro_ri

がろりです。 サイトにお越しいただきありがとうございます。読んでいただいて嬉しいです。 公立中学から、都立高校を経て独学で東大文一に現役合格。 みなさんと生まれたばかりの娘のよりよい人生のために有効な勉強法を広めたいと思っています。

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