総合旅行業務取扱管理者の受験者属性データ


総合旅行業務取扱管理者試験を受けている人や、合格している人にはどのような人が多いのでしょうか。

旅行業を営んでいる会社に務めている人、大学生、専門学校生、また年齢別や男女別にどれ位の人が受験し合格しているのかを調べてみました。

以下、平成27年の試験結果を元に情報整理と考察を行っていきます。

性別

まずは性別から見ていきましょう。旅行業の管理者(総合)になろうとしている人、実際になっている人は男女のどちらが多いのでしょうか。

【表:男女別(平成27年度総合旅行業務取扱管理者試験結果 出典:JATA 日本旅行業協会)】

性別  出願者 出願者比率  合格者 合格者比率 合格率
 5,559 46%  988 43% 18%
 6,467 54%  1,308 57% 20%
合計  12,026 100%  2,296 100% 19%

平成27年の出願者数は全体で約1万2千人、合格者は約2300人、合格率は19%でした。

これを男女別に見ると、男性が出願者で46%、合格者で43%ということで、半分以下、
つまり女性の方が多くこの試験を受験し、合格しています。

出願者や受験者数も女性の方が多いですが、合格率が更に男性よりも女性の方が少し高いですので、合格者だと女性が6割近くになっています。

旅行関連業務は就職活動などでも人気ですが、特に女性からの人気が高い印象もあります、そのあたりがこの結果に反映されているのではないでしょうか。

とはいえ、そこまで人数的にも合格率でも大きな違いがあるわけではないので、性別によってどちらが有利・不利ということもないですし、女性ばかり、男性ばかり、というような状況になることもなさそうですね。

職業区分

続いて職業区分についても見てみましょう。総合旅行業務取扱管理者の試験自体は年齢や職業の条件はありませんから、誰でも受験をすることが可能です。
では、実際の比率を見ていきましょう。

【表:職業区分別(平成27年度総合旅行業務取扱管理者試験結果 出典:JATA 日本旅行業協会)】

職業  出願者 出願者比率  合格者 合格者比率 合格率
旅行業・関連業  4,561 38%  1,077 47% 24%
上記以外の会社員  1,970 16%  295 13% 15%
自営業  231 2%  37 2% 16%
大学生  2,666 22%  390 17% 15%
専門学校生  1,289 11%  290 13% 22%
その他  1,309 11%  207 9% 16%
合計  12,026 100%  2,296 100% 19%

職業区分は以上のとおりです。
最も多いのは旅行関連の業務についている人で、出願で4割弱、やはり実務の経験や国内旅行業務取扱管理者の有資格者なども受けるため、などがあるためか合格率も高く、
(最も合格率が高い属性区分です)
合格者の中の比率で言うと50%近くとほぼ半分を占める結果となっています。

なお、旅行業関連の人のたちの受験区分はやはり経験や今の資格などを元に一部科目が免除されているケースが多いです。

次に大きいセグメントは大学生です。全体の2割以上の出願者は大学生です。
観光系の学部はもちろん、それ以外の学部学科でも学生時代からこの試験に挑戦することは珍しくないようです。

ただし合格率は15%と少し低めになっています。専門学生の場合は、やはり旅行業に特化した対策や学習ができているからか合格率は高めの22%でした。

流石に専門というだけあって強いですね。ただ、それでも大半の人は不合格に鳴ってしまっていますし、大学生でも合格はしているのでそこが決定的な差分になるわけではないでしょう。

ということで、今学生の人も将来旅行関連の仕事につきたいようであれば挑戦してみるのも一つの手だと思います。

年齢区分

続いて年齢区分を見てみましょう。比較的若い人が多いのか、それともベテランの方が多いのか、実際のデータを元に解き明かしていきましょう。表はこちらです。

【表:年齢区分別(平成27年度総合旅行業務取扱管理者試験結果 出典:JATA 日本旅行業協会)】

年齢  出願者 出願者比率  合格者 合格者比率 合格率
12歳~18歳  357 3%  77 3% 22%
19歳~23歳  3,834 32%  626 27% 16%
24歳~29歳  2,086 17%  458 20% 22%
30歳~39歳  2,883 24%  644 28% 22%
40歳~49歳  1,784 15%  320 14% 18%
50歳以上  1,082 9%  171 7% 16%
合計  12,026 100%  2,296 100% 19%

12歳から18歳の枠の人も一定数受験しているんですね、かなり若いですね。
一方で表ではまとめてしまいましたが、70歳代以上の方も何名か受験をされていました。

一番ボリュームがあるのは19歳~23歳位の人たちです。先ほどの大学生などに当たるのでしょうか。

そこから上の20代、30代、40代以上の人たちもかなりの比率の人が出願し、実際に受験・合格できているようです。

合格率で見ると、20代後半から30代位が一番良いですね、それより後だと少し落ちてしまいます。
若い場合は12歳~18歳の部分は良いですが、人数比などを考えるとやはり若い人たちよりも少し大人になった方が(経験や資格の関係が大きいと思いますが)より合格しやすいようです。

以上です、属性別に見てみるというのも面白いですね。

なお、総合旅行業務取扱管理者の各種試験に関する情報は
JATA(日本旅行業協会)にて公開されていますので、必要に応じてそちらもご参照ください。


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投稿者: ga_ro_ri

がろりです。 サイトにお越しいただきありがとうございます。読んでいただいて嬉しいです。 公立中学から、都立高校を経て独学で東大文一に現役合格。 みなさんと生まれたばかりの娘のよりよい人生のために有効な勉強法を広めたいと思っています。

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